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シモン&ハルビック

Posted by Takako Tina Takeda on 02.2011 ビスクドール
二月の銀座十字屋で開催された「ベル・エポックのエスプリ~貴婦人~」と題された音楽と人形のコラボの為に、ひとつは1900年代のドレスを着せたレディドールを作りたいと思って選んだのが1920年頃まで生産されていたというシモン&ハルビックの1159でした。
ベル・エポック(良き時代 仏語)期といえば一般には19C末から第一次世界大戦が勃発する1914年までを意味するらしいが、厳密な定義はないのでもう少し広範囲に捉えることもあるようです。


ヴィクトリアンのバッスルが消え、1890年代には大きく膨らんだ袖(ジゴ袖)が登場しスカートはベル型に広がったデザインになりました。
1900年頃にはアールヌーボー調の曲線をイメージさせる、胸とお尻の膨らみを強調したS字ラインスタイルが出て来ました。
1906年にあるデザイナーがコルセットを使用しないデザインを発表し、女性はコルセットから解放に向ったようです。
1910年頃は裾幅が狭くなったデザインになってきました。
(華やぐ女たち ロココからベルエポックの化粧とよそおい 参照)

私がいろんな資料を参考にしながら考えたデザインは、そのS字ラインスタイルから裾幅が狭くなったデザインに移行し始めた頃のもの。
裾幅の狭いスカートに後ろにトレーンをひくオーバースカートを合わせました。
トレーンの部分を前に寄せると華やかになります。
大きな帽子とパラソルも特徴です。
使用生地はアールヌーボー時代に好まれた柔らかい素材、シフォン、サテン、レースを使いました。
IMG_6885.jpg
この御婦人は銀座、防府市でたくさんの方々に見ていただいてから素敵なマダムにお迎えいただき、
「展示会場で見た時よりも女ぶりが上がってとても綺麗ですよ」とお電話いただきました。

いつも人形を通して素晴らしいご縁をいただきありがとうございます。

プロフィール

Takako Tina Takeda

Author:Takako Tina Takeda
「Chante(シャンテ)な日々」へようこそ!
ビスクドールの制作をしています。
日常のいろいろを綴ります。

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